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はえこ HOUSE

はえこ HOUSE

黄泉がえり

監督 塩田明彦
主演 草なぎ 剛

厚生労働省に勤務するエリート川田平太(草なぎ 剛)は自分の故郷で起こった不思議な現象の調査にやってきた。86才のおばあちゃんのところにやってきたのは、58年前に森で行方不明になった一人息子の勝雄。勝雄は当時の7才のままで、昔の小学校や友達の絵を描いてくれた。
その夜、平太は幼なじみの橘葵(竹内結子)を訪ねる。
葵は平太の親友、俊介の婚約者だった。平太もずっと葵を想い続けていたが、俊介に先に告白されてしまい、自分の気持ちを告げられずにいた。
黄泉がえってきたのはそのほかにも、老夫婦の奥さん、ラーメン屋の元主人、そこに勤める英也(極楽とんぼの山本)の兄、いじめを苦に自殺した中学生などなど多数に及ぶ。平太と一緒に調査しているうち、俊介にも黄泉がえって欲しいと願う葵。そして、その葵の気持ちを知りながら自分の葵への気持ちと葛藤する平太。
調査を進めていくうちに、ある森に不思議な力を持つクレーターが見つかり、そこからある一定の距離に何らかのDHA(遺骨や髪の毛など)が残っている遺体のみが黄泉がえっているということが分かった。
そんなとき、平太は勝雄から「自分がここにいられるのはあと一日」と告げられる。
平太は葵のために俊介を黄泉がえらせることを決意し、やっとのことで俊介の遺体の一部を持って葵と再会する。
そしてついに自分の気持ちを告白するが葵の言葉は「今ごろ・・・遅すぎ」


剛くん主演の映画なんだけど、竹内結子がすごくいい。
まぁ、それだけ演技がうまいってことなんだろうけど、期待してた以上にいい映画だった。
せっかく心が通じあったのに・・・
もう少しこの二人をからませてあげたかったけど、“そう観客に思わせて正解”っていう監督の思惑なんだろうか。
亡くなった人をずっと思い続ける心と、「よみがえりたい」という亡くなった人の強い気持ち。
そんな映画でした。
柴崎コウとか安住アナとか、意外な人も出ていてビックリ。
たった3週間だけの上映だそうなので、たくさんの人に見て欲しいな。



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